約２年続く両下肢の痛みと倦怠感への効果

【現症】安静時に両下肢に倦怠感あり。1日に３～４回、両大腿部後面か両下腿外側に特に誘因なく突然痛みが発現する。仰臥位で15分安静にすると痛みは消失する。
腰部側面の押圧深は約3.5㎝。
【施術・結果】本症例は、約２年近く痛みを訴えており、慢性的な痛みの要因は腰部の筋緊張からくる血行不良と考えた。触察にて腰部の筋緊張を確認し、腰部側面に緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。その結果、本人主観で下肢の倦怠感は消失した。さらに約35分行った結果、腰部側面の押圧深は約6.0㎝。後日、患者さんから下肢の痛みは10から２（NRS改変）と小さくなったと喜びの報告を頂いた。