左前腕部尺側から小指への痺れが2分で消失した改善例

【現症】左肘関節から末梢にかけての痛みは確認できず、症状としては
左前腕部尺側から左小指先端にかけての痺れである。運動時に於ける痺れの変化はなく絶えず痺れを感じる。筋力低下及び機能障害は認められない。
【施術と結果】本症例は左前腕部尺側から左小指先端までの痺れを訴えているが、痛みや筋力低下及び機能障害も認められない為、痺れの要因として筋緊張による血行不良であろうと考えた。
　 小指の痺れの要因として肘頭と肘関節内側上顆の間の尺側反回動脈後枝と尺骨神経周辺の筋緊張と考察し、触察すると筋緊張が確認できた。同箇所に緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。
　 その結果、左前腕部尺側から左小指先端までの痺れが主観で約５割軽減したとの報告を受けた。効果が確認できた為、引き続き同箇所に約1分行い筋弛緩を確認した。その結果、左前腕部尺側から左小指先端までの痺れが主観で消失したと不思議そうな表情で報告を受けた。その後は他の症状の施術を行い終了した。