胸腰部屈曲90°で発生する腰部痛に関する改善効果

【現症】自動運動による胸腰部屈曲約90°で痛みが出現。日常生活における関節可動域制限は確認出来なかった。
【施術内容・結果】本症例は、腰部右側に痛みを訴えており、目視と触察により熱感と組織損傷が確認できない為、腰部右側の筋緊張が痛みの要因と考えた。
　 初めに、第3腰椎（以下、L3）棘突起より右外方4横指付近に痛みを訴えている為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが10から6（NRS改変）と小さくなった。
　 引続き、同施術部位に約2分施術し筋弛緩を確認したが、痛みの変化は確認出来なかった。次に、Ｌ3高位の腰部側面からの筋弛緩を考え、触察によりＬ3高位の腰部側面より筋緊張を確認し緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが10から2（NRS改変）と小さくなった。
　 引続き、同施術部位に約5分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが10から0（NRS改変）と消失した。腰部の痛みがなくなった事に喜んで頂けた。