鼻閉感が腰部の施術で改善した例

【現症】両側鼻閉感あり。
【施術と結果】本症例は、昨日から鼻閉感を訴えており、その要因は頚部の筋緊張と考えて頚部を触察したところ、両側の胸鎖乳突筋停止部周辺から下顎角周辺に筋緊張が確認された。
　 はじめに頚部左側の筋緊張部位に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果左鼻閉感は主観で4割減となった。左右を比較すると右鼻閉感が強く感じるとの報告を受け、次に頚部右側の筋緊張部位に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果右鼻閉感は主観で4割減となった。
　 その後両側とも同部位周辺に約2分ずつ施術し筋弛緩を確認した。その結果左鼻閉感は主観で8割減、右鼻閉感は主観で7割減となった。
　 十分な筋弛緩を確認したが症状が残存しているため、鼻閉感の要因は腰部の筋緊張と考えて腰部を触察したところ、第3腰椎高位の腰部両側面に筋緊張が確認された。腰部両側面の筋緊張部位に約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、左鼻閉感は主観で消失し、右鼻閉感は主観で8割減となった。引き続き同部位周辺に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果右鼻閉感も主観で消失した。
　 「なんか全身に血が巡っている感じがする」と喜ばれていた。