【患者】60代後半 女性 【主訴】耳が塞がれている感じがとれない。 【既往歴】- 【現病歴】1週間位前に取り立てて誘因もなく、耳を塞がれたような感覚が増悪した。 続きを読む 【現症】安静時に常に耳に閉塞感があり、体の疲労感が増悪した日の就寝時には、耳の閉塞感も増悪する。 【施術と結果】 本症例は外傷など何の誘因もなく、体の疲労感に比例して、耳の閉塞感が増悪していると訴えている事から、耳と鼻を滋養している血液が、頚部の筋緊張により不足して、耳の閉塞感が増悪したのではないかと考え、頚部を触察すると、頚部両側面に筋緊張が確認された。 先ず、当該筋緊張部位の頚部右側面を緩消法で約1分、次に頚部左側面に緩消法を約1分行った。すると主観で耳の閉塞感は約3割減り、変化があったので、引き続き当該筋緊張部位の左右面に約2分づつ緩消法を行うと、主観で耳の閉塞感が約8割減ったと報告を受けた。 投稿ナビゲーション 前後屈の痛みが約3分で改善した改善例寝違えによる右肩甲骨内側縁周辺と後頚部右側周辺の痛みとROM制限の改善例