【患者】50代前半男性
【主訴】膝が痛くて歩けない。
【既往歴】ー
【現病歴】2日前、路面コンディションが悪い箇所を長時間歩いた為、左膝関節内側が痛くなり歩行困難となった。
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【現症】歩行時左大腿骨内顆周辺部に運動痛発生。
【施術と結果】本症例は目視にて腫脹・発赤は確認できず触察にて熱感も確認できない為、左大腿骨内顆周辺部の筋緊張が痛みの要因の1つであると考えた。
触察したところ左大腿部内側に筋緊張を確認し、緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した結果、痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。痛みに変化があり同部位に筋緊張が残存していることから、さらに約2分施術し筋弛緩を確認した結果、痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった。続けて約5分施術し筋弛緩を確認した結果、痛みは10から2(NRS改変)と小さくなった。問題なく歩行可能となった為、施術を終了した。
後日、施術を再開し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した結果、痛みは10から0(NRS改変)に消失した。歩行時痛なく屈伸運動しても痛くないとお喜びいただいた。