車を運転中の衝突事故翌日から発生した頭部の絞扼感に関する改善例

【現症】前頭部から両側頭部に絞扼感があり、右側頭部に痛みがある。前頭部から両側頭部の絞扼感の方が優位である。
【施術と結果】本症例は、前頭部から両側頭部の絞扼感と右側頭部に痛みを訴えており、要因として車を運転中の衝突事故による衝撃によって頚部が筋緊張した為と考えた。
　 触察にて右胸鎖乳突筋停止部から中央周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により前頭部から両側頭部の絞扼感が約7割減少した。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により前頭部から両側頭部の絞扼感が消失した。右側頭部の痛みの変化はない。
　 右側頭部の痛みの変化はないが、優位であった前頭部から両側頭部の絞扼感が主観により消失し、頭が軽くなったと喜びの報告を受けた。
【その他】車衝突事故の為、外傷性による症状の疑いも考慮し、医療機関での検査を勧めたうえで施術を行った。