今朝発症した頚部痛が2分で改善した例

【現症】頚部自動屈曲または右回旋で頚部左側および左肩甲骨上角周辺に運動痛あり。
【施術と結果】本症例は、1週間ほど前から頚部左側に違和感があり、その後誘因なく頚部運動痛が増悪していることから頚部左側の運動痛の要因は筋緊張と考え触察したところ、第5頚椎（以下、C5）高位の脊柱起立筋周辺及び左肩甲骨上角周辺に筋緊張が確認された。
　はじめに最も強い運動痛を訴えるC5棘突起から左に約3cmの脊柱起立筋周辺に約30秒施術し筋弛緩を確認した。その結果頚部左側の運動痛は10から0（NRS改変）となり消失した。次に左肩甲骨上角周辺の筋緊張部位に約30秒施術し筋弛緩を確認した。その結果左肩甲骨上角周辺の運動痛は10から3（NRS改変）となった。引き続き同部位に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果左肩甲骨上角周辺の運動痛は10から0（NRS改変）となり消失した。