【患者】50代前半 女性 【主訴】右肘から指先までいつも痺れている。 【既往歴】悪性リンパ腫(4年前寛解)右腋窩リンパ節切除 【現病歴】(ー) 続きを読む 【現症】4年前に悪性リンパ腫の為右腋窩リンパ節切除。動作を伴う痛みはなく痺れの増悪はない。入浴中や入浴後約20分痺れは小さくなる。 【施術と結果】本症例は右腋窩リンパ節切除の術後から発症し、入浴中や入浴後は痺れの改善がみられることから、右上肢の血行不良が痺れの要因と考えた。血行不良の要因は右腋窩周辺の筋緊張と右肘関節尺側面および右上腕尺側面の筋緊張と考えた。 触察にて右肘関節尺側面の筋緊張を確認した。右肘関節尺側面に緩消法にて5分弛緩した結果、右肘関節尺側面の筋緊張が小さくなったと感じた。痺れは主観で10から8と小さくなったと報告を受けた。 次に右上腕尺側面から右腋窩の筋緊張部位に15分弛緩した結果、痺れは主観で8から4と小さくなったと報告を受けた。 投稿ナビゲーション 第二子への授乳期間が終わった30年前から続く左乳房の痛みの改善例80代で5年程前から自然発生した腰部臀部痛の改善例