幼少期からの難聴の改善例

【現症】主観では、左耳よりも右耳の症状が強く、左耳に比べ右耳の聞こえは3割。
【施術と結果】本症例は、右耳の難聴を訴えており、難聴の一つの要因として、頚部の筋緊張が考えられたため、頚部の触察を行うと、右下顎頭周辺の筋緊張が確認できた。そのため右下顎頭周辺の筋緊張を緩消法にて約2分弛緩すると、聞こえが主観で4割に大きくなった。
続いて、右胸鎖乳突筋周辺の筋緊張を確認し、右胸鎖乳突筋周辺の筋緊張を緩消法にて約2分弛緩すると、聞こえが主観で5割に大きくなった。
　そして、頚部の筋緊張を強くする一つの要因として腰部全体の筋緊張が考えられたため、腰部側面から筋緊張を緩消法にて約30分弛緩したところ、聞こえが主観で7割に大きくなったと報告を受けた。