4ヶ月前から続く嚥下時の違和感の改善例

【現症】嚥下時に違和感あり。
【施術と結果】本症例は、嚥下時に違和感を訴えており、要因として左右胸鎖乳突筋内側周辺部の筋緊張と考え、触察にて筋緊張を確認し、緩消法にて左右約1分ずつ施術を行い、筋弛緩を確認した。結果、嚥下時の違和感が主観で来院時より約3割減少したと報告を受けた。
　症状の改善から同部位周辺の筋緊張が症状の要因として大きく関わっていると考えられたため、さらに同部位に筋弛緩を確認しながら緩消法にて左右約1分ずつ行った結果、嚥下時の違和感が主観で約4割減少したと報告を受けた。はじめの約1分の施術より、症状の軽減度合いが小さくなったこと、左右胸鎖乳突筋内側周辺部の筋緊張の要因として左右季肋部周辺部の筋緊張が考えられ左右季肋部周辺部を触察し、筋緊張を確認し、緩消法にて左右約5分ずつ施術を行い、筋弛緩を確認した。
　結果、主観にて嚥下時の違和感が消失し、何度か嚥下を繰り返し喜びの報告を受けた。