【患者】30代前半 男性
【主訴】花粉症で左側の鼻が強く詰まって呼吸がしづらい。
【現病歴】花粉症の時期は、毎年左側の鼻閉感が特にひどく、今年はさらに強い閉塞感がある。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半 男性
【主訴】花粉症で左側の鼻が強く詰まって呼吸がしづらい。
【現病歴】花粉症の時期は、毎年左側の鼻閉感が特にひどく、今年はさらに強い閉塞感がある。
続きを読む【現症】左鼻の強い鼻閉感による不眠・集中力の低下。
【施術と結果】本症例は、約10年前から左側の鼻閉感を訴えており、症状が顕著であったため、左外頚動脈から総頚動脈周囲の筋緊張による血行不良であろうと考え、触察により頚部左側には強い筋緊張を確認した。
まず、強い筋緊張のある左外頚動脈の上部周辺から緩消法により約30秒施術し、筋弛緩を確認した。その結果、左側の鼻閉感は主観で消失したと報告をいただいた。
頚部の筋緊張には腰部の筋緊張が関連しているであろうと考えたため、第10肋骨周辺の筋緊張を緩消法にて施術し、筋弛緩を確認して施術を終了した。
施術後、患者は
「30秒でここまで変わるとは思わなかった」
と大変驚かれ、再発予防のため継続施術を希望された。