【患者】40代後半 男性
【主訴】20年以上前に交通事故で左肘を痛めてからずっと違和感がある。伸びきらないし曲がり切らない感じ。
【現病歴】20年以上前に交通事故で左肘関節を負傷し、日常生活に支障がない程度には改善しているが屈伸時の違和感が残存している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 男性
【主訴】20年以上前に交通事故で左肘を痛めてからずっと違和感がある。伸びきらないし曲がり切らない感じ。
【現病歴】20年以上前に交通事故で左肘関節を負傷し、日常生活に支障がない程度には改善しているが屈伸時の違和感が残存している。
続きを読む【現症】左肘関節屈伸時に違和感あり。可動制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は、20年以上前から左肘関節屈伸時に違和感を訴えており、その要因は左肘関節周辺の筋緊張と考えて触察したところ、左肘関節外側前面の筋緊張および内側側面に米粒大の腫瘤が確認できた。
はじめに、もっとも左肘関節屈伸動作に影響が強いと思われる左肘関節外側前面の筋緊張部位に約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、左肘関節屈伸時の違和感は主観で2割減少した。引き続き、同部位周辺に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、左肘関節屈伸時の違和感は主観で6割減少した。十分な筋弛緩を確認したが症状が残存しているので、施術部位を左肘関節内側側面の米粒大の腫瘤へと変更し、同部位に約2分施術し腫瘤の消失を確認した。その結果、左肘関節屈伸時の違和感は主観で消失した。
おっスムーズに動く、と喜ばれていた。