【患者】40代前半 女性
【主訴】2日前から急に左肩の動きが悪くなった。
【現病歴】約1年前に近医整形外科で左肩関節周囲炎と診断され、徐々に改善傾向だったが、2日前に誘因なく左肩関節の運動痛と可動制限が増悪し、その後変化がない。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半 女性
【主訴】2日前から急に左肩の動きが悪くなった。
【現病歴】約1年前に近医整形外科で左肩関節周囲炎と診断され、徐々に改善傾向だったが、2日前に誘因なく左肩関節の運動痛と可動制限が増悪し、その後変化がない。
続きを読む【現症】左肩自動関節可動域(以下、ROM)屈曲約110°で運動痛あり。
【施術と結果】本症例は、特に誘因なく2日前から左肩関節の可動制限を伴う運動痛を発症しており、目視及び触察で患部周辺を確認したが熱感・腫脹・内出血は確認できなかったことから、痛みの要因は患部周辺の筋緊張と考えた。
はじめに、もっとも強い運動痛を訴える左肩関節後面を触察し、米粒大のしこりのような筋緊張確認し、同部位に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果、左肩ROM屈曲約110°における運動痛は10から5(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果、左肩ROM屈曲約110°における運動痛は10から0(NRS改変)と消失し、左肩ROM屈曲約140°まで痛みなく可動域が改善した。
変なひっかかりがなくなって良かったと喜んでおられた。