【患者】60代後半男性
【主訴】左右の視野が狭くなっている。
【既往歴】ー
【現病歴】緑内障(1ヶ月前) 眼科での検査では、左目にて左側75°、右目にて右側75°、両眼150°(約200°正常基準)
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半男性
【主訴】左右の視野が狭くなっている。
【既往歴】ー
【現病歴】緑内障(1ヶ月前) 眼科での検査では、左目にて左側75°、右目にて右側75°、両眼150°(約200°正常基準)
続きを読む【現症】正面の1点を注視していただき、当院にて検査する。左目にて左側約70° 、右目にて右側約70°、両眼約140°と申告。
【施術と結果】本症例は眼科検査後、知人から視野狭窄の改善例を聞き、当院を受診。
目周辺部の血行を促進する為、頚部筋群の筋緊張を弛緩することで、改善が期待できると考え施術を行うこととした。
先ず、頚部側面左側の筋緊張に対し緩消法を約3分行い筋弛緩を確認した。左目にて左側の視野が約75°に拡大した。
次に頚部側面右側の筋緊張に対し緩消法を約3分行い筋弛緩を確認した。右目にて右側の視野が約75°に拡大した。
効果があった為、頚部筋を続けて約3分ずつ弛緩を行い、次に腰部筋群の筋緊張により頚部の筋緊張を引き起こすと考え、腰部側面の筋群を緩消法にて約10分行い筋弛緩を確認した。
腰部側面の体表より押圧深約0.5cmから2cmに深く弛緩した。
左目にて左側の視野が約80°に拡大し、右目にて右側の視野が約80°に拡大した。両眼にて約160°と申告された。
歩行し視野を確認していただくと、よく見えるようになり明るくなったとお喜びいただいた。