【患者】50代前半男性
【主訴】右肩を挙げると痛い。
【既往歴】脳溢血(約6ヶ月前)
【現病歴】約3週間前より肩に違和感があり、上に挙げると痛くなった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半男性
【主訴】右肩を挙げると痛い。
【既往歴】脳溢血(約6ヶ月前)
【現病歴】約3週間前より肩に違和感があり、上に挙げると痛くなった。
続きを読む【現症】右肩関節可動域(以下、ROM)自動で前方挙上約100°
【施術と結果】本症例は3週間前に誘因なく発生している為、肩関節周辺部筋の筋緊張であり、改善しない原因として腰部筋群の筋緊張であると考えた。
先ず、右肩関節周辺部筋の筋緊張に対し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。痛みは10から0(NRS改変)に消失し、右肩関節ROM自動で前方挙上約140°に拡大した。可動域拡大した位置での疼痛がある為、さらに施術を続行することとした。周辺部の筋緊張に対し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認すると、右肩関節ROM自動で前方挙上約150°に拡大した。
次に腰部筋群の側面の筋緊張に対し緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。右肩関節ROM自動で前方挙上約160°に拡大し、疼痛除去となった。痛みがなくなり肩が動くようになり大変喜ばれた。