【患者】40代後半 女性
【主訴】花粉症で鼻が詰まっているが、花粉症の薬を飲んでも効かない。
【既往歴】―
【現病歴】約3か月前から花粉症の症状があり、近医耳鼻咽喉科にて処方された花粉症の薬を服用している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 女性
【主訴】花粉症で鼻が詰まっているが、花粉症の薬を飲んでも効かない。
【既往歴】―
【現病歴】約3か月前から花粉症の症状があり、近医耳鼻咽喉科にて処方された花粉症の薬を服用している。
続きを読む【現症】鼻閉感を感じるのは左側のみであるがその他、眼の痒みや喉の痛みは確認出来なかった。
【施術と結果】本症例は、約3ヶ月前から左側に鼻閉感を訴えており、その要因は外頚動脈周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
はじめに、触察により外頚動脈周辺の筋緊張を確認したところ、左下顎骨下縁の左外頚動脈周辺に筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約30秒施術し、筋弛緩を確認した。その結果、左側の鼻閉感が主観で消失したとの報告を受けた。
頚部筋群の筋緊張は、腰部筋群の筋緊張が原因であると考え、残りの時間は再発予防を目的として、腰部側面の筋緊張に緩消法を行い、筋弛緩を確認し、施術を終了した。
施術中に「なんか鼻が通ってきた。」と喜んだ表情で、施術後「頭までスッキリしてる。」と笑顔で帰路につかれた。