【患者】40代後半 男性
【主訴】左の足首に詰まり感がある、特にしゃがんだ時に分かる。
【現病歴】小学生の頃から左足関節捻挫を繰り返していた。約20年前から左足関節の外がえし動作で制限が出るようになり、しゃがみ込むときに左足背に違和感あり。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 男性
【主訴】左の足首に詰まり感がある、特にしゃがんだ時に分かる。
【現病歴】小学生の頃から左足関節捻挫を繰り返していた。約20年前から左足関節の外がえし動作で制限が出るようになり、しゃがみ込むときに左足背に違和感あり。
続きを読む【現症】多動で左足関節可動域(以下、ROM)外がえし約-15°で制限あり。しゃがみ動作で違和感あり。
【施術と結果】本症例は、約20年以上続く左足関節の動作制限および足背の違和感を訴えているが、複数回の捻挫の既往歴と慢性的な症状であることから症状の要因は足背の筋緊張か筋や靭帯等の癒着と推測した。
触察によって足背の左第3~5趾中足骨周辺に明らかな膨隆を認めた。同部位を筋の癒着部位と考え約5分施術した結果、膨隆は主観で半減し、左足関節ROMは外がえし約20°と大きくなり、しゃがみ動作での違和感は消失した。
「施術してもらっている時からつまり感がなくなっているのがわかりました。しゃがんでも楽です」と喜んでいただけた。