【患者】60代後半 女性
【主訴】左を向くと首が痛い。左肩が重い。
【既往歴】ー
【現病歴】約10年前から左側頚部から肩部に凝りを感じている。約1か月前から頚部左回旋動作時に痛みが生じる可動域制限が発生していた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半 女性
【主訴】左を向くと首が痛い。左肩が重い。
【既往歴】ー
【現病歴】約10年前から左側頚部から肩部に凝りを感じている。約1か月前から頚部左回旋動作時に痛みが生じる可動域制限が発生していた。
続きを読む【現症】頚部左回旋約15度で痛み、引張感が発生。頚部両側に筋緊張があり、左側はより強い緊張が触察された。
【治療内容・結果】本症例は、左側頚部に痛みを伴う左回旋制限が生じており、左側頚部の緊張が要因であると考えた。
先ずはじめに座位にて頚部左側面付近を緩消法で約1分施術。筋弛緩を確認し左を向いてもらうと約50度で痛みが生じた。可動範囲が広くなり結果が出たので、更に約1分緩消法をおこなうと、頚部左回旋は約70°まで改善し痛みは10から0(NSR改変)に消失した。