【患者】70代前半 女性
【主訴】朝起き上がるときに左側のお尻が痛い。
【現病歴】約4ヶ月前から左臀部周辺に痛みが発生する。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代前半 女性
【主訴】朝起き上がるときに左側のお尻が痛い。
【現病歴】約4ヶ月前から左臀部周辺に痛みが発生する。
続きを読む【現症】起き上がり動作時に左臀部周辺に痛みが発生する。安静時における可動域制限は確認できない。
【施術と結果】本症例は、約4ヶ月前から起き上がり動作時に左臀部周辺に痛みが発生する。一つの要因として、左腸骨稜周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
はじめに、左臀部周辺の痛みが発生する直上の腸骨稜周辺に筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、起き上がり動作時の左臀部周辺の痛みが10から5(NRS改変)と小さくなった。
変化が確認出来たことから、同部位周辺に緩消法を約5分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、起き上がり動作時の左臀部周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
起き上がり動作時の臀部痛が改善されたことで喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。