【患者】20代前半、女性
【既往歴】腰痛症
【主訴】15歳から生理痛が酷い。
【現病歴】約5年前から月経による痛みが出現。年々症状が増悪しており、母親の紹介により来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代前半、女性
【既往歴】腰痛症
【主訴】15歳から生理痛が酷い。
【現病歴】約5年前から月経による痛みが出現。年々症状が増悪しており、母親の紹介により来院。
続きを読む【現症】月経開始から約3日目の現在も痛みが継続しており、下腹部周辺の痛みがある。
【施術と結果】本症例は、月経時に下腹部痛があることから、腰部の筋緊張による子宮周辺への血行不良が要因であろうと考えた。
はじめに、触察により腰部側面の筋緊張を確認し、同緊張部位に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、下腹部周辺の痛みは10から7(NRS改変)と小さくなった。変化が確認できたため、同緊張部位に緩消法を約5分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、下腹部周辺の痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
「生理痛がサーッと引いていった。嘘みたい。」
と驚いた様子で笑顔で帰路につかれた。
後日、来院時に「緩消法をしてから生理痛が軽くなったので自分でも出来るようになりたい。」と腰痛アカデミー会員になり、現在もセルフケアにより生理痛が軽減している。と喜びの報告をいただいた。