【患者】50代前半 女性
【主訴】左肘を伸ばしていると重く、つってくる
【現病歴】5ヶ月前頃から誘因なく左肘に痛みが生ずるようになった。近医整形外科にてテニス肘と診断された。ストレッチやマッサージ等を行っているが状況に変化が無く現在に至っている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 女性
【主訴】左肘を伸ばしていると重く、つってくる
【現病歴】5ヶ月前頃から誘因なく左肘に痛みが生ずるようになった。近医整形外科にてテニス肘と診断された。ストレッチやマッサージ等を行っているが状況に変化が無く現在に至っている。
続きを読む【現症】左肘関節掌側の腕橈骨筋と思われる部位に症状が現れる。
【施術と結果】本症例は、5ヶ月続く左肘関節の痛みを訴えており、目視・触察にて熱感や腫脹は確認できなかったことから痛みの要因は筋緊張による血行不良と推測した。
肘関節の伸展を継続していると痛みと引き張りが発生することから、腕橈骨筋周辺の筋緊張が関わっているのではないかと推測し、触察し筋緊張を確認。緩消法を約2分施し筋弛緩を確認したが痛みは10から9(NRS改変)程度で大きな変化は見られなかった。
その為、掌の筋腱の緊張が誘因になっているのではないかと推測し、触察し第2、3、4指の手掌に緊張を確認した。それぞれの部位に緩消法を施し、筋弛緩を確認した結果、痛みは10から0(NRS改変)となり、引き張りも消失したと報告を受けた。
掌の弛緩で長期の肘関節の痛みが消失したことに大変驚かれておりました。