【患者】70代前半 女性
【主訴】右臀部から脹脛の痛み。
【既往歴】第1腰椎、第4腰椎高位圧迫骨折
【現病歴】以前から右臀部の痛みはあったが、1ヶ月前頃から台所での立作業や、500メートル位歩行した後に右臀部から右脹脛外側の痛みが強く感じるようになった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代前半 女性
【主訴】右臀部から脹脛の痛み。
【既往歴】第1腰椎、第4腰椎高位圧迫骨折
【現病歴】以前から右臀部の痛みはあったが、1ヶ月前頃から台所での立作業や、500メートル位歩行した後に右臀部から右脹脛外側の痛みが強く感じるようになった。
続きを読む【現症】臀部側の右大転子下方から大腿骨近位周辺に痛みがある。同部位に長さ約5cm、幅約2.5cm大のしこりの様な緊張を確認。
【施術と結果】本症例は、1ヶ月続く右臀部から脹脛外側の痛みを訴えており目視・触察にて、上記の筋緊張以外に熱感や腫脹は確認できなかったことから、痛みの要因は、右臀部のしこりのような筋緊張ではないかと推測した。
先ず、脹脛外側に発痛があることから、しこりのような筋緊張部位の右大腿骨内側の近位の筋に対し発痛部位の施術がやり易いように腹臥位にて緩消法を約2分施し、しこりの長さが約4.5cm大に筋弛緩を確認した結果、痛みは10から9(NRS改変)となった。変化が確認できたため、継続して約20分施術し、長さ約2cm、幅約2cm大になった結果、痛みは10から2(NRS改変)となった。日常生活での状況を次回に報告いただくことをお伝えし、継続していく事となった。