【患者】20代前半 男性
【主訴】YouTube動画編集の仕事が忙しく、首の痛みと目の疲れがある。
【既往歴】―
【現病歴】約3年前、動画編集のパソコン業務により、頚部痛と眼精疲労が発生。以降、増悪傾向にあり、知人の紹介により当院へ来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代前半 男性
【主訴】YouTube動画編集の仕事が忙しく、首の痛みと目の疲れがある。
【既往歴】―
【現病歴】約3年前、動画編集のパソコン業務により、頚部痛と眼精疲労が発生。以降、増悪傾向にあり、知人の紹介により当院へ来院。
続きを読む【現症】頚部左側屈時に頚部左側面に痛みと同時に眼精疲労が発生。安静時痛はなく、日常生活における頚部可動域制限は確認できない。
【施術と結果】本症例は、約3年前に頚部痛と眼精疲労が発生。触察により、痛みを訴える部位に腫脹及び熱感が確認できないことから、頚部の筋緊張による血行不良が頚部痛及び眼精疲労の要因であろうと考えた。
はじめに、頚部左側面の筋緊張により内頚動脈及び総頚動脈が圧迫されたことによる眼球への血行不良が要因であろうと考え、触察により左胸鎖乳突筋中央部周辺を触察したところ、同部位周辺に筋緊張を確認した。左側の筋緊張部位に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、頚部左側屈時の頚部左側面の痛みが10から3(NRS改変)と小さくなり、主観で眼精疲労が消失した。と報告を受けた。変化が確認できたため、同部位周辺の筋緊張部位に、緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、頚部左側屈時の頚部左側面の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
「首を動かしても痛く無いし、目の奥の痛みと疲れがサーっと取れた!頭に血が流れた感じで頭までスッキリした。」と喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。