【患者】60代前半 男性
【主訴】腰が痛くて来たのに、最近周囲から髪が黒くなって増えたね。と言われる。自分では気にしていなかったのだが、確認するとそうだと思った。
【現病歴】約20年前より薄毛や白髪が発症した。歳を重ねるごとに進行している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代前半 男性
【主訴】腰が痛くて来たのに、最近周囲から髪が黒くなって増えたね。と言われる。自分では気にしていなかったのだが、確認するとそうだと思った。
【現病歴】約20年前より薄毛や白髪が発症した。歳を重ねるごとに進行している。
続きを読む【現症】特に頚部に疼痛無し。片足を引きずる腰痛や右肩の痛みで当院を見つけ来院したが現在は痛みは無い。視力低下の改善がご希望で最近は頚部の施術も入れている。腰の筋肉が6割ほど軟らかくなっている状態で、最近、薄毛と白髪が改善された。
【施術と結果】本症例は、頚部の筋緊張により頭部への血行不良が要因と考え、頚部特に内頚動脈周辺を弛緩した。この頚部の筋緊張は繋がっている腰部の筋緊張により引張により頚部の筋緊張が発症していると考えられる。
かなり体の大きい方で現状で、腰部側面左右で各15cmずつほど弛緩した状態である。腰椎横突起まで7cmはあるとみられる。
この状態で、頚部を弛緩したことにより、さらに頭皮に血流が促され、徐々に頭髪に良い影響が出たのだと思われる。
視力回復でいずれは眼鏡が取れることが希望だが、現状でもかなり良くなった状態である。引き続き残りの腰部と頚部の筋緊張を弛緩していく予定である。
家族に「髪の毛、黒くなって増えてない?」と最近言われるようになったとご報告を受けている。