【患者】50代前半 男性
【主訴】1年前からまっすぐ立っていると腿の裏にしびれが出る。
【現病歴】約1年前から誘因なく両側大腿後面にしびれを発症し、徐々に増悪傾向にある。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 男性
【主訴】1年前からまっすぐ立っていると腿の裏にしびれが出る。
【現病歴】約1年前から誘因なく両側大腿後面にしびれを発症し、徐々に増悪傾向にある。
続きを読む【現症】直立位保持で両大腿後面にしびれあり。
【施術と結果】本症例は、約1年前から直立位保持により両大腿後面のしびれを訴えており、その要因は腰部の筋緊張と考えて触察したところ、第4腰椎(以下、L4)棘突起から両側に約8cmの部位に筋緊張が確認された。
はじめに、もっとも強い筋緊張が確認されたL4棘突起から両側に約8cmの筋緊張部位に約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、直立位における両大腿後面のしびれは主観で2割減少した。引き続き、同部位周辺に約10分施術し筋弛緩を確認した。その結果、直立位における両大腿後面のしびれは主観で6割減少した。十分な筋弛緩を確認したが症状が残存しているため、施術部位を腰部両側面の筋緊張部位に移行し、約10分施術し筋弛緩を確認した。その結果、直立位における両大腿後面のしびれは主観で消失した
なんでこんな刺激でよくなるの?と驚かれていた。