【患者】50代前半 男性
【主訴】前から腰は痛かったが、配属が変わりデスクワークが多くなったせいか、10日前から腰痛が急に悪化して、20分も座っていられない。
【既往歴】高血圧、高脂血漿
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 男性
【主訴】前から腰は痛かったが、配属が変わりデスクワークが多くなったせいか、10日前から腰痛が急に悪化して、20分も座っていられない。
【既往歴】高血圧、高脂血漿
続きを読む【現病歴】以前から軽度の腰部痛は自覚していたが、配属が変わりデスクワークになってから次第に悪化しているのを感じていた。約1週間前から急激に腰部痛が増悪し、現在は20分以上座位姿勢を保持できない。
【施術と結果】本症例は、誘因無く腰部痛が増悪しており、目視と触察により腫脹や熱感が確認できないことから、腰部の筋緊張が要因と考えた。
腰部を触察したところ全体に筋緊張を確認した為、先ず、第3腰椎高位の腰部側面から緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認。結果、腰部の安静時痛は10から8(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、続けて同部位周辺に緩消法を約20分施術し筋弛緩を確認。結果、腰部の安静時痛は10から4(NRS改変)と小さくなった。