【患者】60代後半 女性
【主訴】1ヶ月くらい前に肺炎を患い、なかなか咳が止まらない。
【現病歴】約1ヶ月前から肺炎を患い、それ以来、咳が止まらない。肺炎の症状は改善したが咳だけが残っている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半 女性
【主訴】1ヶ月くらい前に肺炎を患い、なかなか咳が止まらない。
【現病歴】約1ヶ月前から肺炎を患い、それ以来、咳が止まらない。肺炎の症状は改善したが咳だけが残っている。
続きを読む【現症】症状は咳でその他の症状は確認できない。ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴はない。
【施術と結果】本症例は、約1ヶ月前から肺炎を患い咳が止まらないことから、咳を沢山したことで腹筋を使ったとみられ、腹部の筋緊張でないかと考えた。触察により特に下腹部に筋緊張がみられた。
先ずは、特に下腹部周辺に沿って緩消法にて5分施術。咳が徐々に止まっていき5割ほど減った。更に同じ箇所周辺を5分施術し、咳は9割ほど減った。
次に、右側肩甲骨の内側の喘息のポイントを触察し、やはり筋緊張が確認できたので、5分ほど弛緩した。ほとんど咳は止まった状態となった。
残りの時間は腰部側面の弛緩に時間を費やした。
1週間後に来院されると咳は止まっていた。「すごく楽です!」と喜びの報告を受けた。