【患者】80代後半 女性
【主訴】20年以上花粉症で鼻水が出る。今日は鼻水がたら~っと出る。
【現病歴】約20年以上前に近医耳鼻科にて花粉症と診断、春先になると花粉症の鼻水の症状が発現する。薬は服用していない。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代後半 女性
【主訴】20年以上花粉症で鼻水が出る。今日は鼻水がたら~っと出る。
【現病歴】約20年以上前に近医耳鼻科にて花粉症と診断、春先になると花粉症の鼻水の症状が発現する。薬は服用していない。
続きを読む【現症】左右共に鼻水が現存する。その他の症状は確認できない。
【施術と結果】本症例は花粉症による鼻水を訴えている。約20年以上前ではあるが近医耳鼻科にて花粉症と診断された。鼻への血行不良が要因と考えた。
鼻への血行不良の根本的要因としては外頚動脈周辺の筋緊張であると考えられるが、外頚動作周辺の頚部前面の筋緊張の根本的要因は腰部の真横から約4cm前方の第10肋骨下縁辺りの筋緊張が要因であろうと考察し、腹部を触察すると癒着様など筋緊張を確認した。ご本人に確認したところ、3回腹部を手術により切っているとのこと。その傷の癒着様が要因と考え、下腹部中心付近を3分施術し弛緩していった。鼻水の加減が5割ほど減ったとご報告を受けた。
更に同部位を5分施術し。鼻水はほぼ消えた状態となった。
残りの時間は、第10肋骨下縁辺りの筋弛緩に緩消法を約20分行い筋弛緩を確認した。腹部の筋弛緩で鼻水が止まり、大変驚かれた。