【患者】80代前半 女性
【主訴】ジンジンする痛みがずーと続いている。
【現病歴】約3週間前から睡眠に支障がでるほどの背部痛が続いている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代前半 女性
【主訴】ジンジンする痛みがずーと続いている。
【現病歴】約3週間前から睡眠に支障がでるほどの背部痛が続いている。
続きを読む【現症】安静時痛あり。第3胸椎から第7胸椎高位正中から左外方約4㎝の周辺にジンジンとした痛みあり。
【施術と結果】本症例は約3週間前に発症した背部痛を訴えているが、外傷性の痛みではない事と目視によって患部に特に異常は見られなかったことから、背部の痛みの要因は腰部の筋緊張と推察した。
先ず、痛みを感じる部位の直下で第12肋骨周辺の筋を触察したところ、筋緊張を認めたため約2分施術した結果、痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。効果が認められたため更に約20分施術した結果、痛みは10から2(NRS改変)と小さくなった。
次に、腰部の筋緊張は腰部側面の筋緊張が要因だと考え、同部位に約20分施術したところ腰部側面の押圧深は約3.0㎝から約4.0cmと筋弛緩を確認した結果、痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
「痛みが取れました、これでゆっくり寝られそうです」と喜んでいただけた。