【患者】40代後半 女性
【主訴】年末、事務作業がとても忙しくて長時間椅子に座っていたのが原因か腰が痛い。放置しても治らなず困っている。
【既往歴】―
【現病歴】約1か月前、長時間の座位姿勢により腰痛が発症し、経過観察しているが症状に変化がなく残存している。
続きを読む
緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 女性
【主訴】年末、事務作業がとても忙しくて長時間椅子に座っていたのが原因か腰が痛い。放置しても治らなず困っている。
【既往歴】―
【現病歴】約1か月前、長時間の座位姿勢により腰痛が発症し、経過観察しているが症状に変化がなく残存している。
続きを読む【現症】右単脚荷重時に第4腰椎高位の右脊柱起立筋周辺に痛みが発生する。日常生活における胸腰部可動域制限は確認できない。
【施術と結果】本症例は、約1ヶ月前から長時間の座位姿勢により右単脚荷重時に腰痛が発症した。目視及び触察により腫脹や熱感が確認できないことから痛みの要因は、腰部側面の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
まず、脊柱起立筋の筋緊張は腰部の緊張が要因と考え、触察により腰部側面の筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右単脚荷重時痛が10から7（NRS改変）と小さくなった。変化が確認できたため、同部位周辺に約5分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右単脚荷重時痛が10から3（NRS改変）と小さくなった。引き続き、同部位周辺に緩消法を約5分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右単脚荷重時痛が10から0（NRS改変）と小さくなった。
痛みが改善されたことにより、喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。