【患者】40代前半男性
【主訴】常に首を誰かに絞められているような感覚があり苦しい
【現病歴】約半年前から特に思い当たるような誘因もなく、頚部前面に締めつけられるような感覚があり、日増しに悪化してきた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半男性
【主訴】常に首を誰かに絞められているような感覚があり苦しい
【現病歴】約半年前から特に思い当たるような誘因もなく、頚部前面に締めつけられるような感覚があり、日増しに悪化してきた。
続きを読む【現症】頚部前面第4頚椎高位周辺に締め付け感があり呼吸が苦しく感じる。食事の嚥下がし辛い。
【施術と結果】本症例は、特に痛みは無いが半年以上前から頚部前面部に締め付けを感じていて、頚部前面の筋緊張及び同箇所の癒着が要因と考えた。触察にて頚部前面を確認すると胸鎖乳突筋の付近に圧痛点を確認できた。先ず、緩消法で約1分かけて圧痛点を弛緩させると本人の主観で締め付けが約2割軽減した。引き続き圧痛点を探しながら両側の頚部前面を約10分かけて弛緩させた結果、本人の主観で首の締め付け感は完全に消失した。
病気の疑いや不安を感じ、食事の時の不快感など日常生活にも支障きたしていたが、症状が消えてとても喜んでいる様子だった。