【患者】50代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】半年前に車に乗っていた時に後ろから追突され、むち打ちになった。
【現病歴】約6か月前に車に乗っていたところ、後ろから追突され、近医整形外科にて外傷性頚部症候群(詳細不明)との診断を受けた。安静加療のみ行い、その後治療は受けなかったが、痛みは継続していた。以前当院来院された方より紹介を受け、受診された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】半年前に車に乗っていた時に後ろから追突され、むち打ちになった。
【現病歴】約6か月前に車に乗っていたところ、後ろから追突され、近医整形外科にて外傷性頚部症候群(詳細不明)との診断を受けた。安静加療のみ行い、その後治療は受けなかったが、痛みは継続していた。以前当院来院された方より紹介を受け、受診された。
続きを読む【現症】安静時も後頚部に痛みあり。頚部伸展動作にて痛みが悪化するが、可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は、約6か月前の交通事故により発生した後頚部痛であり、頚部伸展動作にて痛みが悪化することから、事故の際に頚部に強い衝撃が加わったことで過緊張となったことが一つの要因であると考えられた。
痛みがある部位を指示していただき触察したところ、筋の収縮に制限があり、筋の癒着であると考えた。緩消法にて約8秒弛緩したところ、筋の収縮制限は確認できなくなり、安静時・頚部伸展動作時共に痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
痛みは消失したが、後頚部の筋緊張は腰部側面の筋緊張により発生すると考えられるため、残りの約25分は腰部側面の筋緊張を緩消法にて弛緩し終了した。
「”魔法のようだ”と紹介されたのですが、本当に魔法のようですね。」と驚かれている様子であった。