【患者】40代後半 男性
【主訴】デスクワークで長時間の仕事のせいか、数週間前から左肩に激痛が走る。特に寝ている時にすごく痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】仕事が忙しく長時間のデスクワークにより数週間前から左肩に疼痛が発症。病院に行って、鎮痛剤を処方された。なかなか良くならないので検索して来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 男性
【主訴】デスクワークで長時間の仕事のせいか、数週間前から左肩に激痛が走る。特に寝ている時にすごく痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】仕事が忙しく長時間のデスクワークにより数週間前から左肩に疼痛が発症。病院に行って、鎮痛剤を処方された。なかなか良くならないので検索して来院。
続きを読む【現症】肩関節可動域制限は認められないが可動痛が現存し、特に屈曲、伸展痛が著明である。左頚部及び左僧帽筋周辺には絶えず凝りを感じる。特に左肩甲骨上部に常時痛みがある。
【施術と結果】本症例は肩の疼痛を訴えているが、慢性的である事と触察により熱感や腫脹が確認できなかった為、筋緊張による血行不良が要因と考えた。
先ず、ご本人にお困りの優先順位を確認すると左肩、肩甲骨上部に痛みのある箇所を指差ししていただくと第7頚椎棘突起から左外側に約7cmの箇所であった。
触察すると同箇所に留まらず肩全体の筋緊張が顕著であったが、先ずは痛みを訴える左肩甲骨上部に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。
その結果、肩の疼痛は10から8(NRS改変)となった。
効果が確認できた為、引き続き同部位に約3分行い筋弛緩を確認した。その結果、肩の疼痛は10から5(NRS改変)となった。
肩の痛みは繋がっている腰が引っ張っていることを説明し、腰部第2腰椎高位の箇所を5分弛緩した。結果、左肩の痛みは10から3(NRS改変)となった。
結果が出たので引き続き、腰部の弛緩に時間を費やした。10分後確認すると左肩の痛みは10から1(NRS改変)となった。
「すごく軽くなった」とお喜びのご報告を受けた。