【患者】40代前半 女性
【主訴】仕事の疲れのせいか、ここ最近片頭痛がひどい。
【既往歴】-
【現病歴】約1ヶ月前から前頭部周辺に痛みが発症する。工場での流れ作業により長時間下を向くことが多く、その後片頭痛が発症する。近医脳神経外科を受診したが異常無しとの診断を受け、鎮痛剤を処方された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半 女性
【主訴】仕事の疲れのせいか、ここ最近片頭痛がひどい。
【既往歴】-
【現病歴】約1ヶ月前から前頭部周辺に痛みが発症する。工場での流れ作業により長時間下を向くことが多く、その後片頭痛が発症する。近医脳神経外科を受診したが異常無しとの診断を受け、鎮痛剤を処方された。
続きを読む【現症】長時間の頚部屈曲肢位保持により、前頭部周辺に痛みが発症する。安静時痛は確認出来ない。
【施術と結果】本症例は、約1ヶ月前から前頭部周辺に痛みが発症した。近医脳神経外科により異常が確認出来なかったことから、頚部周辺の筋緊張による血行不良が片頭痛の要因であろうと考えた。
はじめに、前頭部周辺の痛みを訴えていることから、両頚動脈周辺の筋緊張による頭部への血行不良が要因であろうと考えた。触察により、両頚動脈周辺に筋緊張を確認し、緩消法を左右、各約1分ずつ施術し、筋弛緩を確認した。その結果、主観により前頭部の痛みが消失したと報告を受けた。
「頭に血が流れた感じで痛みもなくなった。目の奥までスッキリした感じがする。」と、とても喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。