【患者】50代後半 男性
【主訴】ギックリ腰を繰り返している。慢性的に腰が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約10年前に筋トレをしている最中に初めて急性腰痛になった後で毎年2〜3回ギックリ腰を繰り返している。今回のギックリ腰は約1週間前に発生して痛みはかなり引いてきたが、慢性的な痛みが悪化した感じがして来院した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 男性
【主訴】ギックリ腰を繰り返している。慢性的に腰が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約10年前に筋トレをしている最中に初めて急性腰痛になった後で毎年2〜3回ギックリ腰を繰り返している。今回のギックリ腰は約1週間前に発生して痛みはかなり引いてきたが、慢性的な痛みが悪化した感じがして来院した。
続きを読む【現症】立ち上がり動作、胸腰部屈曲、歩行時に第5腰椎から仙骨付近に痛みを感じる。歩行での痛みがつらく、通常の速さで歩く事ができない。
【施術と結果】本症例はギックリ腰から慢性化した腰部全体の筋緊張により、慢性的に血行不良になっている事が要因であると考えた。
触察により、腰部全体の筋緊張を確認した。まずは腹斜筋群の筋緊張を弛緩させる事を目的とし、腰部第3腰椎高位を側面から正中方向に向かって緩消法て約5分行い筋弛緩を確認した。その結果、座位で感じていた荷重痛が10から5(NRS改変)と減少した。
更に同部位に緩消法を合計で約30分行い筋弛緩を確認した。押圧深は元々約1cmだったのが約2.5cmになり、歩行時の痛みはは10から3(NRS改変)になった。今まで様々な治療院に通ってきたが一番効果を感じたと嬉しそうな様子だった。
