【患者】40代前半、男性
【既往歴】-
【主訴】膝に辺りがつっぱった感じで、力が入りにくい。
【現病歴】約2日前から、特に誘因なく両膝部に引脹感が発生し、力が入りにくく感じると外出先で相談を受けた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半、男性
【既往歴】-
【主訴】膝に辺りがつっぱった感じで、力が入りにくい。
【現病歴】約2日前から、特に誘因なく両膝部に引脹感が発生し、力が入りにくく感じると外出先で相談を受けた。
続きを読む【現症】安静時においても両大腿部から両膝部にかけて引脹感を感じる。日常生活上の可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は、約2日前から発生した両大腿部から両膝部にかけての引脹感を訴えているが、目視と触察にて腫脹や熱感が確認できなかったため、両大腿部周辺の筋緊張が引脹感の一つの要因であると考えた。
まず、もっとも症状を強く感じる左外側広筋遠位2/3周辺を触察したところ、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約2分弛緩したところ、左大腿部から左膝部にかけての引脹感が主観にて4割減少したと報告を受けた。
症状に変化が確認できたため、引き続き同部位を緩消法にて約1分弛緩したところ、左大腿部から左膝部にかけての引脹感が主観にて10割減少したと報告を受けた。
次に、もっとも症状を強く感じる右外側広筋遠位2/3周辺を触察したところ、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約30秒弛緩したところ、右大腿部から右膝部にかけての引脹感が主観にて10割減少したと報告を受けた。
ご本人の都合により短時間の施術であったが、「しっかり力が入るようになった。ありがとうございました。」とお喜びの表情であった。