【患者】50代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】2ヶ月前からお腹が張ってしんどい。
【現病歴】約2か月前から特に誘因なく腹部に張りがありしんどくなり、近医内科を受診された。特に異常はなかったが、投薬治療を提案された。薬以外でなにか解決方法はないかと、他部位の施術にお越しになったときにご相談を受けた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】2ヶ月前からお腹が張ってしんどい。
【現病歴】約2か月前から特に誘因なく腹部に張りがありしんどくなり、近医内科を受診された。特に異常はなかったが、投薬治療を提案された。薬以外でなにか解決方法はないかと、他部位の施術にお越しになったときにご相談を受けた。
続きを読む【現症】上腹部に膨満感がある。
【施術と結果】本症例は、特に誘因なく発生した上腹部の膨満感であり、近医内科でも異常なしとの診断であったことから、上腹部周辺の筋緊張が要因の一つであると考えた。
まず、膨満感を訴える第10肋骨直下を触察し、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約2分弛緩したところ、ご本人の主観にて上腹部膨満感が4割減と報告を受けた。
症状に変化が確認できたため、引き続き同部位を緩消法にて約5分弛緩したところ、ご本人の主観にて上腹部膨満感が消失したと報告を受けた。
上腹部膨満感が消失したため、残りの約15分は第10肋骨直下の筋緊張を誘発すると考えられる腰部側面の筋緊張を緩消法にて弛緩し、終了した。
2週間後に「その後お腹の張りは全くなく、とてもスッキリしている。」とお喜びのご報告を受けた。