【患者】60台前半女性
【主訴】旅行で歩き過ぎて膝が痛くなった。3日経ってもびっこになってしまう。
【既往歴】高糖血症(約15年前)、変形性膝関節症(約20年前)
【現病歴】7日前に旅行に出発し、約5日前から左膝痛が発生し歩行痛がある。帰宅してから破行する。3日間安静にしていたが、痛みで破行する為来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60台前半女性
【主訴】旅行で歩き過ぎて膝が痛くなった。3日経ってもびっこになってしまう。
【既往歴】高糖血症(約15年前)、変形性膝関節症(約20年前)
【現病歴】7日前に旅行に出発し、約5日前から左膝痛が発生し歩行痛がある。帰宅してから破行する。3日間安静にしていたが、痛みで破行する為来院された。
続きを読む【現症】歩行状態を確認。右膝大腿部内側下部周辺部に疼痛を訴える。
【施術と結果】本症例は長時間歩行により、大腿部内側下部周辺部の筋肉が過緊張したと推測し、筋緊張が続く原因として腰部筋群の筋緊張であると考えた。
先ず、痛む患部を触察し熱感と腫脹は確認できなかった為、患部に緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。痛みは10から8(NRS改変)に小さくなった。効果があった為、続けて周辺部の筋緊張に対して緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。また、右腓腹部に筋緊張を確認した。腓腹部の筋緊張に対し、緩消法を約3分行い筋弛緩を確認した。痛みは10から0(NRS改変)に消失し、歩行状態も改善した。
次に最初に考えた腰部筋の筋緊張に対し、緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。施術前の押圧深約1cmが約3cmに弛緩した。
やっと痛みがなくなって、普通に歩けるようになり喜ばれた。