【患者】30代後半 女性
【主訴】最近動画編集作業が忙しく、長時間のデスクワークをしているからか頭痛が酷く、痛くて熟睡できない。仕事中に眠くなり仕事に差し支えるので痛みなく睡眠をとれるようにしたい。
【既往歴】―
【現病歴】高校から現在にかけて頭痛があり消長を繰り返す。約2週間前の激痛により近医脳神経外科を受診しCT検査の結果、異常が確認できず鎮痛剤を処方されたが服用せず現在に至る。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半 女性
【主訴】最近動画編集作業が忙しく、長時間のデスクワークをしているからか頭痛が酷く、痛くて熟睡できない。仕事中に眠くなり仕事に差し支えるので痛みなく睡眠をとれるようにしたい。
【既往歴】―
【現病歴】高校から現在にかけて頭痛があり消長を繰り返す。約2週間前の激痛により近医脳神経外科を受診しCT検査の結果、異常が確認できず鎮痛剤を処方されたが服用せず現在に至る。
続きを読む【現症】後頭部右側に痛みが発生し、痛みは拍動痛である。現在、投薬治療は中止している。
【施術と結果】本症例は、約2週間前から後頭部右側に痛みを訴えているが医師の診断結果に異常がないことから、痛みの要因は頚部の筋緊張による頭部への血行不良であろうと考えた。
はじめに、触察により頚部右側に強い筋緊張を確認できたため、同部位周辺に緩消法を約1分行い、筋弛緩を確認した。その結果、後頭部右側の痛みが10から5(NRS改変)と小さくなった。症状の変化が確認できたため、同部位周辺に緩消法を約1分行い、筋弛緩を確認した。その結果、後頭部右側の痛みが10から2(NRS改変)と小さくなった。症状の変化が確認できたため、同部位周辺に緩消法を約30秒行い、筋弛緩を確認した。その結果、後頭部右側の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
残りの時間は再発防止の為、頚部周辺の筋緊張を誘発すると考えられる腰部側面への施術に移った。触察にて腰部側面に筋緊張を確認し、同部位周辺を緩消法にて約20分施術し、筋弛緩を確認し施術を終了した。
痛みが取れて頭がスッキリした。このまま痛みがなければ久しぶりにゆっくり眠れそう。と笑顔で帰路につかれた。
1週間後、来院時に「あれから痛みなく熟睡できてます。」と喜びの報告をいただいた。