【患者】40代前半 女性
【主訴】下を向いてから頭を起こすと回っているような感じになる。
【既往歴】数年に1回偏頭痛
【現病歴】5日ほど前に誘因なく回転しているようなめまいを感じ、その症状が変化なく残存している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半 女性
【主訴】下を向いてから頭を起こすと回っているような感じになる。
【既往歴】数年に1回偏頭痛
【現病歴】5日ほど前に誘因なく回転しているようなめまいを感じ、その症状が変化なく残存している。
続きを読む【現症】頭部前屈肢位から正中に戻したときに回転性めまいあり。
【施術と結果】本症例は、5日前から誘因なくめまいを訴えており、その要因は頚部の筋緊張による内耳周辺の血行不良と考えて触察したところ、頚部右側の乳様突起周辺から下顎角周辺に筋緊張が確認された。
はじめに、最も強い筋緊張が確認された右乳様突起周辺の筋緊張部位に約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、めまいの症状が主観で3割軽減したとの報告を受けた。引き続き、同部位周辺に約10分施術し筋弛緩を確認した。その結果、めまいの症状は主観で消失したとの報告を受けた。
翌日連絡をいただき、その後めまいの症状が出ていないとの報告を受けた。