3ヶ月前から続く右母指のバネ指が1回目の施術で改善した症例

【現症】右母指を屈曲するとロッキングが起こる。自動伸展不可、他動伸展で激痛を伴う。

【施術と結果】本症例は約３ヶ月前からの右母指のバネ指を訴えているが、外傷性ではない事と普段から頻繁に使用しているとの事から、右母指MPの屈筋腱周辺に血行不良が起こり屈筋腱の肥厚によりロッキングが起こっていると推察した。

　触察により右母指MP屈筋腱周辺に約２㎜の肥厚した部位を確認し緩消法にて約２分施術した結果、掌握運動でのロッキングは起こるが、他動伸展時の痛みは10から９（ＮＲＳ改変）と小さくなった。同部位には肥厚が残存している為さらに約15分施術した結果、母指屈曲でのロッキングは起こるが、自動伸展が可能になり痛みは１０から５（NRS改変）と小さくなった。同部位には肥厚が残存している為さらに約15分施術した結果、母指屈曲でのロッキングは消失し自動伸展での痛みは１０から１（NRS改変）と小さくなった。

「あー良かった。このままだったらどうしようかと思っていた。」とお喜びの報告を受けた。