【患者】50代前半 男性
【主訴】右を向いても左を向いても痛い。
【既往歴】―
【現病歴】今朝から頚部周辺部に寝違えによるものと思われる痛みが発生。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 男性
【主訴】右を向いても左を向いても痛い。
【既往歴】―
【現病歴】今朝から頚部周辺部に寝違えによるものと思われる痛みが発生。
続きを読む【現症】頚部自動ROMは、右回旋約45°、左回旋約30°で、共に右起立筋と思われる右肩甲骨内側周囲に強い痛みが発現する。
【施術と結果】本症例は、目視及び触察にて痛みを訴える部位の皮下出血や腫脹及び熱感が感じられないため、筋緊張が要因と考え当該筋緊張部位に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認。結果、右肩甲骨内側周囲の痛みが10から7(NRS改変)と小さくなった。
変化があったことから、さらに同部位周辺の筋緊張部位に約2分施術し筋弛緩を確認。結果、右肩甲骨内側周囲の痛みが10から4(NRS改変)と小さくなり、頚部自動ROMは左右回旋約50°と大きくなった。
先程と同様に筋緊張の確認と緩消法による筋弛緩の確認を繰り返した結果、痛みが10から0(NRS改変)と消失した。