【患者】60代前半 男性
【主訴】3日前から右の親指の付け根付近が腫れ上がって痛い
【既往歴】痛風
【現病歴】腰痛で来院されたが、3日前に右の親指が痛風になった。友人の医師のクリニックにて痛風と診断された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代前半 男性
【主訴】3日前から右の親指の付け根付近が腫れ上がって痛い
【既往歴】痛風
【現病歴】腰痛で来院されたが、3日前に右の親指が痛風になった。友人の医師のクリニックにて痛風と診断された。
続きを読む【現症】立位でも座位でも安静痛あり。右足の親指付け根側面に疼痛あり。
触察によりアキレス腱と内側に強い癒着様あり。
【施術と結果】本症例は右足の付け根側面に疼痛があり、かなりの可動域制限がある。2~3日前に誘因なく発症。視察にて赤く腫れ上がっている。
一番痛みのある部位を指摘して頂き、そこから繋がるアキレス腱と内側に癒着様の筋緊張を確認した。血行不良により痛風が発症したと考え、アキレス腱と内側の癒着様を5分緩めて行った。
歩いて頂くと、足裏がピタッと床に着き右足に体重が乗せられるようになった。とご報告を受けた。痛みは10から5 (NRS改変)となった。
更に5分緩めていくと痛みは痛みは10から2(NRS改変)となった。
一度腫れ上がった炎症は自然治癒させるしかないので、残りの時間は腰部に当てた。
数日後に来院されると、腫れは半分以下になっていた。
友人の医者からは、通常2ヶ月くらい治らない人もいる。松葉使っている人もいる中、杖もなしで1週間程度で治っていくなんて、だいぶ早い回復だと言われたそうです。これも血流を良くしたおかげです、とご報告を受けた。