【患者】60代後半男性
【主訴】体の前屈みがひどくなってきて腰が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約1週間前より腰が痛く前屈みが強くなってきた。近医整形外科受診し坐骨神経痛と診断され、外用薬の処方を受ける。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半男性
【主訴】体の前屈みがひどくなってきて腰が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約1週間前より腰が痛く前屈みが強くなってきた。近医整形外科受診し坐骨神経痛と診断され、外用薬の処方を受ける。
続きを読む【現症】胸腰部関節可動域(以下、ROM)自動で伸展-30°右腰部痛あり。
【施術と結果】本症例は約1週間前より症状を訴えており、外傷などない事から腰部筋の筋緊張により痛みが発生ししていると考え、腰部前方の筋緊張により前屈みが強くなったと推測した。
腰部側面の筋緊張に対し緩消法を約5分行い、続けてやや前方の筋緊張に対し緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。右腰部の痛みは10から7(NRS改変)に小さくなり前傾も緩和され胸腰部ROM自動で伸展-20°に改善した。効果があった為続けて腰部筋群に対し緩消法を約15分行い筋弛緩を確認した。
右腰部の痛みは10から4(NRS改変)に小さくなり胸腰部ROM自動で伸展-15°に変化し痛みが軽減し喜ばれた。前屈みは改善したが、まだ前傾がある為腰部筋群を弛緩する事と、姿勢を維持する為に背中を伸ばすように指導を行い、自分で腰部筋を軟らかくする方法がある事をお話をしその日の施術は終了した。