【患者】70代後半 女性
【主訴】右目がだんだんぼやけている。手術しようか悩んでいる。
【既往歴】左眼白内障(術後約5年)
【現病歴】半年程前から右眼が霞むようになり、ここ1ヶ月で霞目が増大し、右眼で約1m先のTVや本の文字が読めなくなってきた。近医眼科で白内障と診断、手術をすすめられてる。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代後半 女性
【主訴】右目がだんだんぼやけている。手術しようか悩んでいる。
【既往歴】左眼白内障(術後約5年)
【現病歴】半年程前から右眼が霞むようになり、ここ1ヶ月で霞目が増大し、右眼で約1m先のTVや本の文字が読めなくなってきた。近医眼科で白内障と診断、手術をすすめられてる。
続きを読む【現症】右眼が霞んでいる。
【施術と結果】本症例の右眼の霞は約半年前から継続しており、急性の症状ではなく慢性的なことから、右眼に関する筋緊張による血行不良が要因のひとつであると考えた。
右眼に関する筋緊張部として、右頚部の外頸動脈の指一本外側に約1cmの凝りのような筋緊張を確認し、筋緊張部に約2分緩消法を行った。筋弛緩を確認し、主観により右眼の霞は消失した。左眼より鮮明にTVが見えるとの報告を受けた。
残り時間は腰部の筋緊張が根本要因と考え腰部の施術を考えた。
腰部を触察し、腰部側面からの押圧深は約1cmであった。押圧深約1cmより先は全て筋緊張であると説明させて頂き、腰部側面より約25分施術し、押圧深は約2.5cmとなった。今後も筋弛緩を取り入れていく意向であった。