【患者】40代後半 女性
【主訴】目の疲れがひどく夕方になると目を開けていられないほど辛い
【既往歴】乳がん摘出
【現病歴】派遣社員として約1年前からデータ処理を行うようになり、以前から眼が疲れる事があったが、約1ヶ月前から酷い眼精疲労が出現し、近医眼科を受診し、ドライアイとの診断を受け、目薬を差しているが、変わらず眼の奥が痛む
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 女性
【主訴】目の疲れがひどく夕方になると目を開けていられないほど辛い
【既往歴】乳がん摘出
【現病歴】派遣社員として約1年前からデータ処理を行うようになり、以前から眼が疲れる事があったが、約1ヶ月前から酷い眼精疲労が出現し、近医眼科を受診し、ドライアイとの診断を受け、目薬を差しているが、変わらず眼の奥が痛む
続きを読む【現症】両側の眼の奥に疲労感があり同部位に痛みも感じていて左右差は無い
【施術と結果】本症例は眼精疲労を訴えており、眼精疲労の要因を頚部の筋緊張による眼の血行不良から起きていると考え、触察にて両側の胸鎖乳突筋と思われる筋の筋緊張を確認し、左胸鎖乳突筋と思われる筋の上部周辺の筋に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。その結果、左眼の疲労感が50%減と報告を受けた。右側の同部位周辺にも同様に緩消法を行い右眼の疲労感も50%減と報告を受けた。
次に胸鎖乳突筋と思われる筋の筋緊張の要因を腰部の筋緊張から起きていると考え、触察にて第2腰椎高位腰部側面の筋緊張を確認し、同部位周辺の筋に緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。その結果、両側の眼の疲労感が消失し感じないと報告を受け、両側の眼の奥に感じていた痛みも10から0(NRS改変)と消失した。
残りの時間は再発抑制のため腰部の筋弛緩を行い施術を終了し、こんなに改善するとは思わなかったと喜びの報告を受けた。