【患者】20代後半 女性
【主訴】今朝起きたら両側とも太ももの前や横が痛くて重だるい。
【既往歴】-
【現病歴】一昨日外出し疲労感あり。昨日は無症状。今朝になり両大腿部痛および圧重感を発症した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代後半 女性
【主訴】今朝起きたら両側とも太ももの前や横が痛くて重だるい。
【既往歴】-
【現病歴】一昨日外出し疲労感あり。昨日は無症状。今朝になり両大腿部痛および圧重感を発症した。
続きを読む【現症】離殿動作時に両大腿部痛あり。圧重感は常時あり。
【施術と結果】本症例は今朝から両大部痛および圧重感を訴えており、特に受傷機転がないことから患部周辺および腰部の筋緊張が要因と考えた。
はじめに、離殿動作時に最も強い痛みを訴える右大腿前額面近位約1/3の筋緊張部位に約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、離殿動作時の右大腿部痛は10から7(NRS改変)となった。ここで最も強い痛みを訴える部位が、右大腿外側面遠位約1/3周辺となったため施術部位を同部位周辺に変更し、約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、離殿動作時の右大腿部痛は10から3(NRS改変)となった。同様に左大腿部に施術し筋弛緩を確認した。その結果、離殿動作時の左大腿部痛は10から1(NRS改変)となった。
十分な筋弛緩を確認したが症状が残存しているため、離殿動作時の両大腿部痛の要因は腰部の筋緊張と考えて腰部を触察した。両側腰部側面から上前腸骨棘にかけての腸骨稜周辺に筋緊張が確認されため、同部位周辺に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、離殿動作時の両大腿部痛は10から0(NRS改変)となり、圧重感も主観で消失したとの報告を受けた。
すごくいいと喜ばれていた。