【患者】10代後半、女性
【既往歴】−
【主訴】中学生の頃から生理痛があり、年々強くなっている。
【現病歴】約5年前より月経痛が発症した。初発時は日常生活に大きな支障はなかったが、学年が上がるにつれて徐々に症状は増悪傾向を示した。現在では月経開始後1~2日目に強い下腹部痛が出現し、授業に集中することが困難となることもあった。市販の鎮痛薬を服用することで一時的に軽減していたが、以前と比較して効果が弱くなってきたことに不安を感じ、保護者の勧めにより当院を受診した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】10代後半、女性
【既往歴】−
【主訴】中学生の頃から生理痛があり、年々強くなっている。
【現病歴】約5年前より月経痛が発症した。初発時は日常生活に大きな支障はなかったが、学年が上がるにつれて徐々に症状は増悪傾向を示した。現在では月経開始後1~2日目に強い下腹部痛が出現し、授業に集中することが困難となることもあった。市販の鎮痛薬を服用することで一時的に軽減していたが、以前と比較して効果が弱くなってきたことに不安を感じ、保護者の勧めにより当院を受診した。
続きを読む【現症】来院当日は月経開始1日目であり、下腹部中央に持続的な痛みと、腰部に重だるさを訴えた。
【施術と結果】本症例は、約5年前から続く月経時の下腹部痛を訴えており、触察により腰部の筋緊張が確認できたため、腰部周辺の筋緊張により子宮周辺の血行不良による痛みであろうと考えた。
触察により腰部側面の筋緊張を確認したため、同部位周辺に緩消法を約7分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、下腹部周辺の痛みは10から7(NRS改変)と小さくなった。変化が認められたため、引き続き同部位周辺に緩消法を約10分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、下腹部周辺の痛みは10から5(NRS改変)へとさらに小さくなった。変化が認められたため、引き続き同部位周辺に緩消法を約10分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、下腹部周辺の痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
「痛みがなくなった。」と安堵した表情で帰路につかれた。
1か月後の月経時には、生理痛は出現せず、鎮痛薬を使用することなく通常通り学校生活を送ることができたとの報告を受けた。