【患者】50代後半 女性
【主訴】2日前に鼻水が出始め風邪かと思ったが咳が止まらないので、以前にもなったことがある咳喘息が始まったと思った。
【既往歴】ー
【現病歴】2日前から鼻水が出始め、その後に咳が止まらなくなった。6年前にも同じような症状で咳喘息がひどくなったことがあるので、ご自身で咳喘息と判断した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 女性
【主訴】2日前に鼻水が出始め風邪かと思ったが咳が止まらないので、以前にもなったことがある咳喘息が始まったと思った。
【既往歴】ー
【現病歴】2日前から鼻水が出始め、その後に咳が止まらなくなった。6年前にも同じような症状で咳喘息がひどくなったことがあるので、ご自身で咳喘息と判断した。
続きを読む【現症】とにかく咳が止まらず、連続的に激しい咳を繰り返す。
【施術と結果】本症例は、2日前から咳が止まらないことから、気管へ行く血管が潰され血行不良が起きていると考えた。気管へ行く神経がある肩甲骨右側の内側を触察により筋緊張がみられた。
先ずは、肩甲骨右側の内側を緩消法にて2分施術。咳が徐々に止まっていき2割ほど減った。更に同じ箇所周辺を3分施術し、咳は更に3割ほど減った。
次に、肩甲骨右側の内側に繋がる脊柱起立筋の腰部高位第一腰椎周辺を触察すると、やはり筋緊張が確認できたので、5分ほど弛緩した。ほとんど咳は止まった状態となった。
残りの時間は再発防止のために脊柱起立筋の腰部高位第一腰椎周辺の弛緩に時間を費やした。
「咳が止まって良かった!」と驚いた様子もあったが喜びの報告を受けた。
その後の経過だが、ほぼ咳は出ていない状態で快適に生活できているとご報告を受けた。